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波浪のある海中でカメラ撮影した魚の遊泳速度を推定

更新日:1 日前

修士2年生が論文を発表しました。


本研究では、波による揺れの影響で従来は推定が難しかった魚類の遊泳速度について、魚体長計測値の周期的な変動に着目した新たな推定手法を提案しました。遊泳時の体の屈曲によって生じる見かけ上の魚体長の伸縮から尾鰭振動周波数を推定し、そこから遊泳速度を算出するというアイデアです。


さらに、推定が難しいケースについて機械学習で分類した結果、通常とは異なる遊泳動作が関係している可能性も示されました。将来的には、魚の行動状態推定への応用も期待されます。


完成まで長い時間を要しましたが、S君が粘り強く取り組み、大変意義深い成果となりました。本当にお疲れさまでした。また、審査過程で丁寧にご対応くださった編集委員・査読者の皆さまにも深く感謝申し上げます。


Sasaki, Y., Nishikawa, R. & Komeyama, K. Non-invasive swimming speed estimation method based on tail-beat frequency determined from fish length measurement using stereo-cameras. Fish Sci 90, 1001–1010 (2024). https://doi.org/10.1007/s12562-024-01816-8

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​北海道大学大学院水産科学院・水産科学研究院

水産工学講座・行動計測工学研究室(米山研究室)

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